十二月の旅の最後の日、新竹に寄った。ホームには赤い列車が止まり、屋根の下の暗がりに人が立っていた。
廟の前で、赤い衣の人がひざまずいていた。城隍廟のまわりの市場は屋根に覆われ、通路は昼でも暗い。
屋台の厨房では、鍋から上がる湯気が灯りを受けて金色に見えた。市場の奥の店は、吊るした電球で照らされていた。天井の下に、赤い傘と白い傘が開いたまま吊るされていた。
市場を出て、駅に戻った。駅舎の前を、一人が横切っていった。十二月の旅は、ここで終わった。

暗い通路の先に、出口の光が白く見えていた。
十二月の旅の最後の日、新竹に寄った。ホームには赤い列車が止まり、屋根の下の暗がりに人が立っていた。
廟の前で、赤い衣の人がひざまずいていた。城隍廟のまわりの市場は屋根に覆われ、通路は昼でも暗い。
屋台の厨房では、鍋から上がる湯気が灯りを受けて金色に見えた。市場の奥の店は、吊るした電球で照らされていた。天井の下に、赤い傘と白い傘が開いたまま吊るされていた。
市場を出て、駅に戻った。駅舎の前を、一人が横切っていった。十二月の旅は、ここで終わった。